2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
Ameriks, Karl. Kant’s Theory of Mind: An Analysis of the Paralogisms of Pure Reason, Oxford: Clarendon Press (2000), 128-131. 第4章 同一性 本章の前半部(A)では、第三誤謬推理におけるカントの立場は、通常考えられるよりも懐疑主義的であると論じ…
Ameriks, Karl. Kant’s Theory of Mind: An Analysis of the Paralogisms of Pure Reason, Oxford: Clarendon Press (2000), 1-39. 第1章 導入 誤謬推理章を、カントの形而上学的体系のコンテクストに位置付け、かつ思想形成史をたどりながら解釈する。カン…
(今さら)読書の習慣をつけるべく、記録をつける。感想は本の内容から逸脱することが多々あると思う。本来記事の名に値するものではない。 (5/27) 山内志朗「ライプニッツの影響――apperceptioをめぐって」『講座ドイツ観念論 1ドイツ観念論前史』弘文堂,1990…
Allison, Henry E. Kant's transcendental idealism: an interpretation and defense, New Haven, CT: Yale University Press (2004), 394-405. 172-282, 285-306, 317-332, 368-394を飛ばしている。 この章〔第13章〕の要点をまとめておこう。(1)アンチノミ…
Allison, Kant's transcendental idealism: an interpretation and defense (pp. 333-368). pp. 172-282, 285-306, 317-332を飛ばしている。 第12章 誤謬推論 I 第一版における誤謬推論 A 第一誤謬推論 [推論の非妥当性。媒概念曖昧の虚偽] [推論の実りなさ…